イラストレーションを始める際に、大まかにどんなことがあるのか?
一応、周辺事情として知っておくとよいことをまとめてみました。
【イラスト、調子の善し悪し、ムード】
イラストレータの友人、親戚、知り合いの話を聞きましたが、
プロでも、好きなモチーフの時、インスピレーションが湧いているときは作品の制作スピードが格段に上がり、何枚でも書けるが、
一方、気分が乗らないとき、興味のわかないモチーフのイラストを描くときは全く手につかないらしいです。
イラストレーターは何でも描けると思っていましたが、いろいろあるようです。
プロのカメラマンと付き合いがあるのですが、カメラについても、気乗りのしないモデルや場所では作品意欲はがた落ちで、全くやる気が出ないものらしいです。
プロフェッショナルに徹するためには、視点を変えたり、自分なりのモチベーションの上げ方を持っていて、歩留まりを上げる努力も必要です。
【イラストレーションへ向けて】
【利用する画材】
スケッチブック、鉛筆、水彩色鉛筆、ブィファール紙、透明水彩、
キャンバス、油絵具(クサカベ、ホルベインなど)、アクリル絵の具(リキテックスなど)があります。
油絵具は絵の具のにおいが強いので、アトリエがあると良いですね。貸アトリエ、持ち家の一室を利用できると良いかな。
なお、キャンバスの下塗りのため、ジェッソ+マットを塗り、描きだしのしやすい自分の色にするために、アクリル絵の具で下塗りの色を自分で作れると良いのですが、この下塗りの色は3原色しかなくて、混色の理解が必要でになります。
【スケッチブック、ブィファール紙に水彩絵の具】
水彩画は重ね塗りが少なく、手順がかなり決まってくるので、混色の理解が進んだところで試してみてはどうでしょうか?
【キャンバスに油絵の具、アクリル絵の具と筆】
オリジナルなコピーしにくい作品としてはキャンパスに油絵、アクリル画があるが、描きたいタッチに合わせて選びましょう。
板にいてもよし、個性を発揮できます。自分のタッチを生かすのによいです。
【電子画なら端末と入力装置】
絵の具の臭いに困らないための方法として、お絵かきソフトによる電子画がありますが、現在では様々なエフェクトもフリップ、マルチレイヤができ、
描き足し、修正も簡単にできるようになっています。
お絵かきソフトでは、混色についての理解はやや楽になりますが、味のある効果を出すためにはやはり知っておくとよいでしょう。
例としてはArtRage,CLIP,CorelPainter,Photoshop,Illustratorなどがあります。
【3D CG】
また、3次元グラフィクスとしてはフリーのBlender、高価なMAYA,3DS max,多少安めなZbrushなどがあります。
これらのソフトを使用した作品の作り方については、別途お話したいと思います。