ペンタブレットをintuos draw 1024レベルからintuos 4 2048レベルにして試し書きをしてみたいが、、、
しかし、1024レベルで足りないだろうか?
考察
筆圧に対する鉛筆の濃淡は、多分直線的ではない。だからGIMPの様に、筆圧対濃度の非線形調節が有効なのだろう。考えてみれば、鉛筆はばねじゃないので線形であるはずはないですよね。
(1)GIMPの筆圧曲線の変更は、
・動特性の、対応状況の一覧というプルダウンメニューで、強さを選択すると非線形にできる。
・筆圧は255段階までしか設定できない?模様。
動的特性はpencil Genericを編集した。ブラシは下図の様に粗目。
GIMPの用紙の設定は
・フィルタ–芸術的効果–キャンバス
などで選択ができる。
GPUの無い Windows PC lets’s note CF-9でやってみた。
感想
・描画速度は、問題ないが、まだインクペンの様だ。背景パターンはキャンバス地だが、ブラシ自体はべた書きで、ペン先を鉛筆らしく選んで試してみました。
GIMPはフリーウェアなので、仕方がないのかなあ?
なお、ペンタブを接続したら、タスクマネージャでWTabletServiceProを再起動してから、GIMPを再起動してください。筆圧が有効になりません。
(2)PhotShopでは、
インク流量のジッターを80%にして再度鉛筆画に挑戦した。色の濃淡は、カラーの調整で代用する。
Core i7 Quad FMVにて、PhotoShop CCを設定
結果
intros draw をintros 4 に変えてみたが、濃淡設定幅が調整できず、drawペンの濃度が半分になってしまった。設定があるはずなので、また挑戦したい。
・ただし、書き味は確かに良かった。intuos drawのプラスチックのペン先をフエルトに変えてみようと思った。早速、intuos3付属の黒いフエルトに交換したところ、滑りの感触が向上した(摩擦が増えた?)。
以上、ペンタブ周辺の使い勝手身近なソフトとのレポートをしてみた。
今回描いて思ったことだが、形か? 印象か? でデフォルメすることでアートは生まれると思う。イメージで頭に浮かんだ通りのことが、実際に絵に現れるかまで訓練することが目標である。
印象というのは特徴を捉えているか? がポイントとなるが、基本構造が頭に入っていれば、デフォルメしても不自然にならない。
ペンタブの課題は、ブラシの使い方でどれだけ技法が表現できるか? 描いて実現できるか? がポイントである。このことを踏まえて、よくある美術書籍にあるタッチを実現するために、ブラシの設定をいかに使うかに焦点を当てて、ソフトの使い勝手を評価したい。